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2021/7/1
旅行介助士付きの遊覧飛行「ユニバーサルツーリズム」
新型コロナウイルスの影響で旅行需要が落ち込むなか、新たな需要を掘り起こそうと、高齢者や障害者など誰もが楽しめる山形空港発着のツアーが6月30日、行われました。
このツアーは、新型ウイルスの影響で旅行需要が落ち込むなか、新たな需要を掘り起こそうと、ふだん旅行に行くことが難しい高齢者などを対象にしていて、旅行会社や介護施設などが企画しました。
ツアーに参加したのは県内在住で介護施設に通う高齢者と、介護と添乗員の知識を併せ持つ「旅行介助士」の資格がある添乗員など合わせて80人です。
「ユニバーサルツーリズム」と呼ばれるこのツアーは、飛行機から日本アルプスなどを眺める2時間半の遊覧飛行です。
車イスやつえを使う高齢者は「旅行介助士」の手を借りながら飛行機に乗り込み、機内では旅行介助士が座席まで誘導したり、トイレに付き添ったりしていました。
ツアーを主催した旅行会社では、ことし9月にチャーター便を使って四国や九州に宿泊する「ユニバーサルツーリズム」のツアーを企画しているということです。
天童市から参加した90歳の女性は「90歳になって飛行機に乗れるとは思わなかった。旅行介助士に付き添ってもらいありがたかった」と話していました。
山新観光の鑓水信也営業部長は「今後は旅行業界全体で、障害があったり高齢者であったりしても、安心して旅行にいける環境づくりをしていかなければいけない」と話していました。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/yamagata/20210630/6020010739.html
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