中国における新型コロナウイルス発生に関し、2020年2月20日(金)現在の台湾の状況を以下にお知らせいたします。
■ 感染者数 ★ 追加・更新情報
感染者 24名 / 回復者 5名 / 死亡者 1名
■ 街の様子 ★ 追加・更新情報
◎ 街の人々
* 街を歩く人々の多くがマスクを着用しています。
台北のMRT内では、100%に近い人々がマスクを着用しています。
* マスクが必要なのは病院に行く際、熱や呼吸に症状が出ている際、高齢者など免疫力が弱い人、その他密閉した空間に長時間いる際等とし、健康的な生活を保ち、屋外の運動時などはマスクを着用する必要はないと指導しています。
マスクが不足していることもありますが、天気の良い日はマスクをしていない人も見かけるようになりました。
◎ マスク在庫
中央流行疫情指揮センターは、2月06日から特約薬局で健康保険カードを提示の上、一人当たり7日間で2枚のみ購入可能と発表しております。
よって、観光目的で台湾を訪れる外国人旅行者は、現地でマスクを購入することが出来ません。
お客様自身が、日本出発前にご準備いただけますよう、お願いいたします。
なお、特約薬局の前には長蛇の列ができています。
◎ 交通機関
台湾鉄道は、各駅内に体温計や消毒液などを設置、
また車内や駅内、トイレ等は、毎日消毒を実施しています。
◎ 店舗
入店時に手の消毒、体温検査をする店舗が増えてきました。
■ 出入国制限
◎ 台湾人
1. 2月06日より、中国・香港・マカオに渡航歴のある人は、14日間の在宅検疫が必要
2. 香港・マカオからの入境許可を得た人は、14日間の自主的健康管理が必要
◎ 中国大陸籍の人
暫定的に入境停止
◎ 香港・マカオ籍の人
2月11日より、暫定的に入境停止
◎ 外国人
2月07日より、14日以内に中国・香港・マカオに入境、あるいは居住した外国籍の人は、
暫定的に入境停止
(注: 台湾居留証所持者については、台湾入境後は14日間の「在宅検疫」措置となります。)
◎ 国境検疫措置を強化するため、2月11日より中国、香港、マカオ以外からのすべての入境航空便旅客は「入境健康声明書」を記入が必要となりました。
入境14日以内に、中国、香港、マカオ等の流行地域への渡航歴、接触歴を記入しなければなりません。
事実と異なる記載をしたり、拒否、逃避、妨害を行った者には、法律に基づき最高15万元の罰金が科されます。
* 中国、香港、マカオからの入境航空便旅客は、引き続き「入境健康声明及び在宅検疫通知書」を記載し、入境後14日間在宅検疫措置に協力しなければなりません。
* 2月06日から国際クルーズ船の台湾寄港を禁止しました。
◎ 台湾出国対策について
特にありません
■ 入国時の健康声明書の流れ
1) 飛行機を降りる際に「健康声明書」が配布されます。 ※日本語版も有
2) 検疫検査前で、記入した紙を渡す。
3) 検疫官が記入内容とパスポートを確認。問題なければ、通過。
4) 入国審査。
※チャイナエアライン、JALは機内でも配布有り
なお、チャイナエアラインは上記の健康声明書とは別に独自の健康声明書もあり、記載が必要となっています。この用紙は、チェックイン時のカウンターで配布されます。
■ 観光地等の対策
* タイペイアイ — 2月08日(土)~25日(火)まで公演を中止いたします。
* 行天宮 — マスク着用必須
マスクを持っていない人は、入場時に体温測定を行う必要があります。
問題が無ければ寺には入れます。
なお健康状態問わず、事務所への入室は禁止されています。
* 故宮博物院 — 入場者に体温検査を実施
2月14日~3月31日は営業時間を変更。(夜間の営業時間延長を中止)
→ 月曜: 定休 / 火~日曜 09:00~17:00
* 台北101展望台 — 入場者に体温検査を実施
* 中正紀念堂 — 入場者に体温検査を実施
* 龍山寺 — 消毒液を設置
* 忠烈祠、九分、十分、夜市は、平常通り観光可能です。
■ 発症した場合の連絡先
* 衛生局防疫ホットライン(TEL)
1922
0800-001922(フリーダイヤル)
07-723-0250(高雄)
情報提供:株式会社三普旅行社、日本海外ツアーオペレーター協会
日刊トラベルビジョン様より