現地時間2020年2月19日、メキシコ政府「連邦衛生リスク対策委員会」(COFEPRIS)より、
* 電子タバコ、及びその部品
* ニコチンを含有するリキッドを加熱し蒸気やエアゾールを発生させる電子タバコ
* 上記同様の方式を採用するニコチンを含まないもの(VAPE)
* たばこの葉のカートリッジなどを加熱するもの
全てが、輸入・持ち込み禁止となる旨の発表がありました。
本措置は、現地現地時間2020年2月20日より適用されます。
従って、今後、メキシコへの上記のような電子タバコの持ち込みは一切禁止となります。
なお、電子タバコを持ち込んでしまった場合、没収に加え、状況によっては罰金が科される場合もあります。
電子タバコの愛煙家の方は、ご注意ください。
※参考情報: メキシコへのタバコ・アルコール類の持ち込みについて
現在、メキシコへ持ち込める
・紙巻タバコの本数は200本まで
・葉巻の場合は25本まで
・タバコの葉の場合は200グラムまで
・お酒類は3リットルまで
となっております。(18歳以上の渡航者のみ)
最近お客様の中で上記よりも多く(特にタバコ)の量を持ち込もうとする方がおりますが、このような場合、申告をしても輸入税対象となります。申告をしない場合は、追加で罰金対象にもなります。
* 課税について:
タバコや葉巻を範囲外で持ち込む場合、それぞれ オリジナル価格の
・タバコ — 573.48%
・葉巻 — 373.56%
・アルコール類 — 90%
の総合税率が課税されます。
最近では、通関時に範囲外のタバコを持ち込もうとする旅行者に税関係員が上記を説明の上、賄賂を求め、400~500ドルを支払ってしまった事例も発生しています。
今後メキシコへのご旅行をご予定の方で持ち込みをお考えの方は、くれぐれも上記範囲外のタバコ、葉巻、お酒を持ち込まれないよう、ご注意ください。
情報提供:株式会社ラティーノ、日本海外ツアーオペレーター協会
日刊トラベルビジョン様より